外資系金融やコンサルの肩書が本当に肩書な件
日系企業から金融業へ転職した私には、横文字の肩書がいまいちピンときません。
パートナー、プリンシパル、ディレクター、ヴァイスプレジデント、マネージャー、アソシエイト、アナリスト・・・
などなど、パッと見てよくわからない名前が並びます。
日本企業における、社長、部長、課長、係長と比べると、
肩書では何をする人なのかさっぱり分かりません。
日本企業とは組織構造が違う、という大前提はあるのですが、
他業種から金融業に入ると、それ以上に違和感を覚えます。
本来はちゃんと業務に対応した業務がある
ディレクター、アソシエイト、アナリストなどのカタカナの役職名も、本来はちゃんと業務に対応しています。
上の記事にあるように、アナリストは分析業務をする、
マネージャーがチームをまとめる責任者、
というのが、役職名から期待される業務内容です。
見栄を張っている
しかし、実際には役職名と業務内容が一致していません。
というのも、金融業やコンサル業では、
取引先企業の経営層に対して提言をする業務のため、
役職で相手に名前負けしないように見栄を張っています。
企業によって役職名は全然違うのですが、
日本企業から転職して金融業に入った私の感覚としては、
- アナリストやアソシエイトまで・・・平社員
- マネージャー・・・係長
- ディレクター・・・課長
- パートナー・・・部長
くらいに考えてもいいかもしれません。
なぜたくさんのカタカナ役職を作るのか、と疑問に思いますが、
これは給与テーブルのためだったりします。
実態を表していない
見栄を張った結果ではあるのですが、役職名と業務内容が対応しなくなりました。
また、日本企業で〇〇課長、△△部長といったら、
〇〇課や△△部に対して責任を負う立場であることは明らかです。
しかしながら、金融やコンサルでディレクターやマネージャーと言われても、
何に対して責任を取る立場の人なのか、さっぱり分かりません。
何に対して責任を取る仕事をしているのかわからない人から名刺をもらって肩書を見ると、
どうしても胡散臭く見えます。
まとめ
以上のように、金融・コンサルの人の肩書は、役職名ではなく本当に単なる「肩書」です。
私は最初に「ヴァイスプレジデント」と聞いたとき、「副大統領?」と思いましたが、全然違いました。