シンプルライフと災害対策
極力モノを減らしたいシンプルライフにとって、非常時の備えは悩みどころです。
幸いなことに私のところはまだ災害にあっていませんが、現状の私の対策を紹介したいと思います。
まずは東京防災・東京暮らし防災を購入
東京都が出している防災ガイドブック、「東京防災」「東京くらし防災」は、
AmazonのKindle版はなんと0円です。
この本のターゲットは東京都民ですが、
基本的な災害対策の考え方は全国どこでも通用します。
電子書籍であればかさばりませんので、ぜひ購入しましょう。
食料・水は日常備蓄で
「日常備蓄」とは、普段使用している食料品や生活必需品を少し多めに備えることです(出典: 東京都防災ホームページ)。
私の場合は、普段の食事がフルーツグラノーラですので、
フルーツグラノーラと牛乳は常に2週間程度の在庫があるように適宜購入しています。
シンプルライフでいつも同じ食事をしていると、日常備蓄をしやすくなるのがメリットです。
旅行かばんやスポーツバッグで非常持ち出し袋の代用
私はスポーツをよくするので、着替えなどはサコッシュに一式入っています。
なので、非常時はスポーツバッグを持ち出せば衣類が1式は持っていけます。
スポーツウェアになってしまいますが、まあ非常時ですので良しとします。
むしろ吸汗や通気性といった衣服の性能としてはスポーツウェアのほうが良いです。
その他アメニティグッズも常に登山用の防水スタッフバッグに入れてあります。
スポーツバッグや旅行かばんにいつも着替えや化粧品類を入れておけば、
非常時にはそのまま持ち出し袋になり、普段の旅行の際も手間なくスマートに出かけられます。
電気関係は要取捨選択
現代では電気器具も必須ですが、これはなかなか難しいところです。
モバイルバッテリーであれば、普段使いしながら非常時に備えることができますが、
他の懐中電灯、乾電池、発電機といったものは非常用として別途考える必要があります。
私は懐中電灯は単3乾電池1本で駆動するLEDライト、
電池としてはUSBで充電できるLi-ION電池、
発電機として登山用のソーラーパネル(USB出力)を買いました。
選定の基準としては、できる限り汎用的に使えて、取り替えながら使えるもの、としました。
USBで直接充電するタイプのLEDライトもありますが、
電池が切れたときに乾電池駆動タイプであれば予備品や他の人から借りたものを使うことができます。
USBで充電する電池、USBで出力するソーラーパネルも、
普段のモバイルバッテリーから充電したり、
逆にソーラーパネルから普段のモバイルバッテリーに充電したり、
といった使い方ができます。
まとめ
不要なものを極限まで削ぎ落としたい、というシンプルライフと、非常時の備えは相反する部分がありますが、
シンプルライフによって食料は日常備蓄を活用しやすくなります。
また部屋がシンプルでモノが少ないので非常時にモノが散乱して邪魔になることもない、
というのは災害対策としてプラスです。
「平常時と非常時を合わせて考えたときに、いかにシンプルにするか」を考えると良いと思います。