頭の中をシンプルに保つコツ〜ふと頭をよぎったとき
日常生活を過ごしていると、ふと「あ、あれって何だっけ?」とか
「あれやらなきゃ」とか思い浮かぶことがあると思います。
そんなときは「覚えておこう」ということをやっていると、
意識の幾分かがそのことで占められてしまい、シンプルに保てません。
私は以下のようにして対処しています。
「あれって何だろう?」と疑問に思ったとき
疑問が生じたときが一番知識を吸収できる瞬間です。
すぐにスマホを取り出して調べるようにしましょう。
私はスマホにEBPocketという辞書検索ソフトと、
BoooksEndというサイトからダウンロードしたオフライン版Wikipediaのデータで、
いつでもすばやくWikipediaを調べられるようにしています。
その他、辞書データとして、広辞苑のDVD版と英辞郎の辞書データを入れており、
疑問に思ったことはすぐに調べられるようにしています。
「あとで調べよう」と思っても、思い出すのに苦労しますし、
思い出せても知識の吸収率は、疑問に思った瞬間よりは下がります。
「あれやらなきゃ」と思ったとき
関係ないことをやっているときや、ちょっと気になるものが目に入ったとき、
ふと「あ、あれをやっとかなきゃ」などと浮かぶことは多いです。
そんなときは
- すぐできることは、即座にやる
- すぐできないことは、ToDoリストにすぐ記入する
というように対処します。
例えば、ふと机にゴミやホコリがあることに気づいたら、
すぐにそれをゴミ箱に入れます。
ただし、目に止まったものだけにするのがコツです。
「せっかくだから机全体を拭こう」とは考えないようにして、
あくまで気になったところだけをやります。
すぐには実行できない場合は、ToDoリストにそのことを即座に記入します。
要は「やらなければならないことは紙やリストに書き出して、頭の中はシンプルに保つ」ということです。
「すぐできるかどうか」の判断は、Get Things Doneなどの考案者によると、
「2分以内に実行可能かどうか」で判断すると良いようです。
まとめ
「あとでやろう。覚えておこう。」としても、人間はすぐ忘れてしまいます。
覚えておこうと強く意識すれば覚えておくことはできますが、
その間はずっとそのことが意識を占めるので、頭の中がシンプルになりません。
覚えていても忘れていても結局良い方向には向かわないので、
さっさと紙やリストに書き出してしまう方がよいのです。