欲を刺激するものとは距離を取ろう
資本主義経済で暮らしていると、いろんなものが私達の欲望を刺激してきます。
欲望を刺激され続けていると、日常生活を過ごしているだけでも疲れてきます。
欲望をコントロールできているうちはいいですが、
ちょっとでも疲れてきたときは自分の欲を刺激するものとは距離を取るのがいいと思います。
1. テレビを見ない
テレビのCMは欲望を刺激する最たるものです。
CMには多額のお金と最新の心理学の成果が使われていて、
あの手この手で視聴者の購入意欲を刺激します。
CMに限らず、グルメ番組や旅番組なども欲を刺激する内容です。
どうしても見たい番組でも、ネットなどで見ればよいでしょう。
私はそもそもテレビを持っていません。
2. ポイントカードは作らない、気にしない
いろんなお店がポイントカードを発行していますが、
これも購買データの収集の他に、「ポイントを使わないと損、何か使わなきゃ」というように思わせて
顧客の囲い込みと来店頻度を上げることを目的に作られています。
しかも店ごとにポイントが違いますので、この店のポイント、あの店のポイント、と
意識するものがどんどん増えます。
これでは頭の中がシンプルから遠い状態になってします。
私は
- 必要のないポイントカードは作らない
- 1年以上使っていないポイントカードは捨てる
- 有効期限が切れても気にしない
というのをやっています。
私の場合、会社の経費を建て替える場合はビックカメラでもポイントカードを使わず、
出張で飛行機に乗る場合もマイルを貯めていません。
同僚にもさすがに「潔癖では」と言われていますが、
気にしていないので頭の中はシンプルに保てています。
3. もらいものは遠慮なく処分する
いろんな行事などで景品をもらったりすることがあります。
でも、もらいものというものは基本的には不要なものです。
なぜなら、必要なものであればすでに自分で買っているはずだからです。
そういうわけで、私は食べ物以外の貰い物をした場合、
- 他の人に譲る
- ハードオフやメルカリなどで売る
- 捨てる
という感じで処分しています。
やはりモノが増えれば増えるほど、シンプルからは遠ざかります。
もったいない、という気持ちもありますが、
所有すること自体がマイナスになることもある、ということに気づけば、処分できるはずです。
まとめ
自分本来に必要な状態以上に欲望を刺激される状態が続くと、疲れます。
現代の日常生活には欲を刺激するものばかりですので、
「疲れた」「本来の自分ではない」と思ったら、欲を刺激するものから距離をおきましょう。