長谷寺の座禅回に参加してきました (1回目)
以前から興味があった、座禅を体験してみたかったので、長谷寺の坐禅会に参加してきました。
公式の案内ページはこちら → 月曜参禅会 – 永平寺別院 長谷寺
これは毎週月曜日の18時30分から行われています。受付時間は18時20分までですが、1回目は余裕を持って到着したほうがいいでしょう。
千代田線の表参道駅を降りて10分ちょっと歩くと長谷寺に着きます。
境内に入って右手に入り口がありますので、そこから入ると、手続きができます。名前と何回目の参加かを記入し、参加費の100円を収めたら、2階の待合室(男女別)に案内されます。待っている間に、着替えが必要な場合は着替えます。
時間が来ると、初心者講習だけの部屋に集められます。
1回目ということで、合掌の仕方や坐蒲(ざふ)の使い方などを習います。次に実際に坐ってみて、足の組み方や坐ってからの体の動かし方、姿勢などを習います。
一通り習ったあとに、短い時間の座禅を2回行いました。一応、警策(きょうさく)の受け方も習うのですが、「叩いたときに出る音が他の人の迷惑になりますので、興味本位では受けないでください」とのことでした。
その後は、曹洞宗での座禅の考え方や道元禅師の教えを習います。
私が印象に残ったのは、「座禅は習禅にあらず、唯だこれ安楽の法門なり」という言葉で、座禅は目的(悟りを得たい、安らぎを得たい)をもって行うものではない、ということでした。そのような欲を持った状態ではダメで、すべてを忘れてひたすら坐れ、その状態が仏だ、ということのようです。
1回参加しただけでは何も言えませんので、第2回以降に参加したらまた記事を書きます。